障がい者就労支援業

えんぱに通う子供たちが『大人になった時に働けるように』と思いを込めて平成17年よりビニールハウスの中で鶏の飼育を行い、卵を販売してきました。
また鶏糞を畑に入れて無農薬無化学肥料の野菜を作っています。

平成27年7月よりヤギ乳のチーズ作りをするためにヤギをあさぎり町のせいりゅうあさぎりから2頭導入し飼育を始めております。

就労支援事業 障がい者就労支援事業

就労支援とは

就労支援とは、国が進める雇用政策のひとつです。

疾患や障害などの理由により、仕事上のキャリアを発展させることが難しい状況に置かれた人を対象としており、就職するための一連の過程を支援するシステムが制度化されています。

当施設の場合、施設ご利用者様の希望があれば山羊や鶏の飼育をするスタッフとして活躍していただくことができます。

就労支援制度の考え方

現在の日本における福祉や介護は、『地域包括ケア』という考え方に基づいて運営されております。

地域包括ケアとは、子どもからお年寄りまで、健康な人も疾患のある人も、誰もがみんな住み慣れた地域で、その人らしく自立しながら生活していくことを支えるという考え方です。

国が進める障害や難病のある人の雇用政策も「障害や難病のある人が職業を通じて、尊厳を持って、自立した生活を住み慣れた地域で送ることができる」ことを目的としています。

有精卵

鶏の品種はホシノブラック1種とアローカナ2種です。
生後1日目に静岡県の種鶏場から空輸してもらい、育てています。
法定のワクチンを接種し、多くの緑餌を食べさせ自由に動き回れる環境で育てています。

ホシノブラックの卵は赤卵
アローカナの卵は若草色です。

10個のなかに1,2個程度アローカナの卵を入れて販売します。
アローカナは産卵率が悪く、日によって卵を産んだり、産まなかったりするので、アローカナの卵だけの販売はしていません。

販売

毎日、鶏が産む有精卵を販売しています。

予約販売で10個から可能な限り宅配します。

宅配が難しい県外の方などには30個より発送します。

現在、宇城市、宇土市、熊本市、八代市の方が購入され、宅配しています。

県外は東京をはじめとする関東圏、関西圏福岡県などに発送しています。

卵の代金は養鶏場で働くスタッフの給料になって自立の一助となります。

卵は1個40円です。

就労支援事業 販売

山羊の飼育管理

就労支援事業 山羊の飼育

球磨郡あさぎり町の山羊の飼育をされている白柿夫妻から山羊を譲り受け、飼育をしています。

飼育の目的は山羊乳をつかってチーズなどの加工品をつくることです。

山羊を飼育する作業に障がいを持つスタッフに携わってもらっています。